茨城県真壁、愛知県岡崎、そして、香川県庵治が日本の三大石材産地です。
それぞれの産地には特徴があり、真壁は稲田御影をはじめ良質な花崗岩を産出し、豊富な石種と産出量を誇っています。千年以上前から石彫品が売られていたといわれる岡崎は、花沢石や足助御影が有名で石目に特徴があります。
そんな有数の産地の中でも、最高級石材の産地として別格とされるのが、ここ庵治です。庵治石は優れた耐久性だけでなく、“斑”という独特の美しい模様を宿した唯一の石。日本に留まらず世界に誇る石材であり産地なのです。
香川県高松市の庵治町と牟礼町にまたがる八栗五剣山山麓。庵治石の産地は両町の境界付近一帯と山麓の下方向から西側にかけて広がっています。
山全体が花崗岩の層から成っており、一般の人が立ち入ることのできない神聖な丁場が50ヶ所ほどあります。
日本で一番狭い県。その分たくさんの魅力がぎゅっと詰まっています。
さぬきうどんでお馴染みですが、ほかにも特産品や見どころが満載。
最近では瀬戸内国際芸術祭が開催され、瀬戸内の島々が個性的なアート色に染まっています。温暖な気候で雨が少ないのも特徴。
伝統と新しい文化が息づく穏やかな地で、庵治石は育まれています。
-

栗林公園 -

瀬戸内国際芸術祭
(小城交流館) -

金刀毘羅宮 -

さぬきうどん
-

八栗寺 -

五剣山
標高375メートル。5つの峰が剣のように連なっていることからその名がつきました。東のひと峰が宝永4年の大地震で失われましたが、独特な容姿は今も際立って見えます。山頂には四国遍路のひとつ「四国第八十五番霊場 五剣山八栗寺」があり、多くのお遍路さんや参拝者が訪れ、地元では「八栗山」と親しまれています。
-

庵治漁港 -

庵治からの夕景
四国最北端の町。壇ノ浦を隔てて屋島に対する半島の先端を占め、三方が海に囲まれています。映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地としても有名に。
-

石の民俗資料館
四国最北端の町。壇ノ浦を隔てて屋島に対する半島の先端を占め、三方が海に囲まれています。
映画「世界の中心で、愛をさけぶ」のロケ地としても有名に。



